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平成18年09月一般質問

※この文書は録音テープをテキスト化したものです。
正式な議事録ではありません。


 

榎本健治

 それでは、只今から一般質問させていただきます。3件通告さしていただいてます。それでは、まず1番目の震災に強い町づくりについて。近い将来、東海、東南海、南海地震の発生が危惧されております。大地震や津波に備えて震災強い町づくりが、町づくりを進めなくてはいけません。紀宝町ではどのように取り組んでいかれるのか。お伺いいたします。

議  長 町長。

町  長 榎本議員の一般質問について、お答えをさしていただきたいと思います。まず、震災に強い町づくりについてということでございますが、東海地震につきましては、いつ発生してもおかしくない状況にございます。また、今後30年のうちに、東南海地震は60%、南海地震は50%の発生確率であるとお聞きをいたしております。また、これらが同時に発生した場合の最高津波高は、6m近くになると予想されておりまして、到達時間につきましても、12分程度と予測をされています。町のこれまでの主な取り組みにつきましては、ハード面では、昭和56年5月31日以前建築の、避難場所の耐震診断。旧基準の一般木造住宅につきましては、耐震診断、耐震補強工事の支援等を行い、耐震化を、推進をしてまいりました。また、要援護者住宅に対しましては、家具固定事業も実施をしているところでございます。津波避難場所であります下り場集落センター、井田小学校、上野つどい館、鵜殿地区の福祉センター、鵜殿小学校体育館への避難路につきましては、避難誘導標識の設置、井田陸管等には津波注意警告標識の設置をなどを行い、また、海抜表示板は、井田45枚、飯盛、神内20枚、鮒田、高岡30枚、鵜殿には30枚を設置をいたしております。また、各避難所への個別受信機の設置、救援関係では自主防災資機材倉庫32か所、非常食、毛布、救急箱、簡易トイレの備蓄を行っております。管理関係では、地域イントラネット基盤整備事業による、海岸河川等に監視カメラが設置され、潮位、増水の観測体制ができております。また、熊野川河口には約12分で津波が到達すると推定をされているため、鮒田水門につきましては、閉鎖時、閉鎖等の時間の短縮及び遠隔操作が実施をされる予定とでございます。また、神内川防潮水門につきましては、本庁からの遠隔操作が整備をされております。鵜殿港の津波、高潮防災ステーション整備におきましては、この10月から工事が着手をされる予定でございまして、自動化、さらには陸閘の遠隔操作が可能になる予定でございます。熊野川の河口部左岸の高潮堤の整備につきましても、実施予定となっているところでございます。強く国交省に要望してまいりたいと考えております。ソフト面につきましては、総合防災訓練、地域防災講演会等を開催し、防災意識の高揚を図ってきたところでございます。また、自主防災組織の育成につきましては、現在、準備中の自治会を含めて、浅里地区、北桧杖地区、鮒田地区、井田上野はせで地区、鵜殿上地地区、鵜殿法寿坊地区、飯盛地区、茶屋地地区、井内地区の9地区に自主防災活動に取り組んでいただいておるところでございます。今後の取り組みにつきましては、関係課と調整を行い、高潮対策や崩壊対策等の震災、防災対策事業の推進、平成18年度目標を5地区とする自主防災組織の育成支援、耐震診断、耐震補強の推進、防災情報ネットワークの構築、地震、失礼しました。地域防災計画の策定、防災行政無線施設の統合の整備等を行い、さらに町職員による災害図上訓練を取り入れ、防災、震災体制の検証を行い、課題等を明らかにすることと、するとともに、震災等災害時にその機能が充分に発揮できるよう、必要に応じて、震災、防災対策の改善措置を講じてまいりたいと考えているところでございます。よろしくお願いいたします。

議  長 はい、14番。

榎本健治

 はい。只今答弁いただきました、その答弁いただきました中で、順次、まず聞いていきたいと思っております。まず、耐震診断ですか。耐震診断ですけども、現在、小学校等、公共施設等の耐震診断をすべて、もう終わってるのかということと、災害が起こった場合、その避難する、避難箇所、避難施設ですか、集会所なり、そういったとこの耐震診断なり、耐震化はされているのか。今までの実績はどうなのかということも含めて、教えていただきたいと思っております。

議  長 はい、担当理事。

防災・政策担当理事

 はい。総務課関係はですね、災害時の避難施設につきましては、旧紀宝町では35施設。旧鵜殿村では8施設。町全体で43施設の避難所があります。紀宝町の43施設のうち、昭和56年5月31日以前に建てられた避難所は、14施設ありまして、14施設のうち、耐震調査が終わったのが7施設ございます。調査の結果、5施設については、基準値をクリアしていましたが、2つの施設につきましては、耐震補強工事を行っております。そして、今年度、また1施設耐震調査を実施する予定であります。残り6施設につきましては、平成19年度に耐震調査を考えております。そして、学校関係につきましては、教育課長の方から、施設につきましてはお願いします。

議  長 担当課長。

教育課長 

学校関係の施設につきまして、報告さしていただきます。矢渕中学校の耐震診断につきましては、今9月議会におきまして、3,982千円の補正をお願いして、今年度中に耐震診断を実施してまいりたいと思っております。続きまして、鵜殿幼稚園につきましては、19年度にできれば実施して、診断、診断調査をしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。

議  長 はい、14番。

榎本健治

 今答弁いただきましてけども、まだ未実施なとこがあるということで、これは早急に、耐震調査をし、耐震化を図っていただき、安心安全な、安心安全な場所で、勉強ができる、教育が受けられるということを、まずしていただきたいと思っております。それから、各、先程43箇所ですか。施設あると言いましたけども、例えば、災害起こった場合、そこの避難所へ避難するわけでございまして、避難所に指定されてるとこには、避難するわけですけども、備蓄品ですね、そういったものは、どこに保管されているのか。それぞれ分担してあちこちに配置されているのか。本庁舎にすべてとどめているのか。その辺のとこは、ちゃんとできてるんですかね。お伺いします。

議  長 はい、担当理事。

防災・政策担当理事

 避難場所の、各避難場所43箇所あるんですけど、鵜殿地区の方では、8施設あるんですけど、鵜殿地区には、まだ毛布とか、そういったものは、まだ配布しておりません。今年度配布する予定になっております。また、毛布とかそういうのは、本庁の方で備蓄しております。そして、非常食とかそういうものについても、今年度にある分、在庫してる分ですね、すべて配布を、非常食8,000食ぐらい持ってますもんで、それを、すべて避難所、全部置いておく、今年度中に置く予定となっております。

議  長 はい、14番。

榎本健治

 はい。なるべく早く、各避難所にはいちしていただいて、やはり、緊急の場合には、道路が遮断されるなり、いうことが発生してきますので、紀宝町広いので、山間部、また海岸部とかいろいろありますので、できればその施設で、ある程度の数を備蓄していただいた方が、よろしんじゃないかなと思ってますが、その点は強く要望しておきます。その次ですけども、先程答弁の中で、熊野川左岸部、熊野川河口部の左岸堤の高潮整備ですか、実施予定、予定しておりますということなんですけども、これは、実施予定はいつごろからとかいう具体的なあれは出ておりますかね。

議  長 はい、担当理事。

産業基盤整備担当理事 

砂防堤の、高潮堤の関係でございますけど、現在ですね、まだ、年度的には、今調査設計段階でございましてですね、いろいろ調整してく部分があろうかと思うんです。いろいろ紀州製紙さんの用地の関係とか、そういう部分もありましてですね、そこらを整合して、今、この前も、先日も、調査課らも来ていただいたんですけど、今設計に入る前の調査中で、いうことでですね、いろいろ占用物件もございましてですね、それらを整理をしていくという話し合い、今現在進めているところでございます。

議  長 14番。

榎本健治

 この、まあ左岸堤ですけども、津波高潮防災ステーション、鵜殿港の防災ステーションとともに、津波対策ということで、強く要望しておりました、事業ですので、これも、早い時期に対策できるように、関係機関に強く要望等行っていただきたいと思っております。それから、個別受信機ですか。防災ネットワークですけども、合併時に調整してということなんですけども、現在紀宝町の中、旧、旧の方ですね、紀宝町の方では、各家庭に個別受信機設置してあるということですけども、まだ鵜殿地区は、個別受信機関係実施されておりません。これは、今後どのように計画していくのか。計画予定があるのかどうかを含めてお伺いします。

防災・政策担当理事 はい。

議  長 はい、担当理事。

防災・政策担当理事 

紀宝町の方ではですね、個別受信機につきましては、ほぼ全家庭ですね。各戸へ配布してますけど、鵜殿地区につきましては、聴こえぬくい、難聴の場所とか、そういうところについては200箇所、200世帯について配布しております。そして、今年はですね、防災行政無線施設の統合整備につきまして、特例債におきまして、平成18年度から平成21年度まで、デジタル化に向け、321,000千円をかけ整備する予定となっております。そして、今年はその卓の整備とか、そういうもので、デジタル対応型の卓を整備してですね、遠隔操作が、今ばらばらで放送してるわけなんです。鵜殿は鵜殿、紀宝は紀宝で、それを一元化するためにですね、こっから放送、一施設、本庁から全部、紀宝町全部行き渡るような施設を、今年、今年度行う予定となっております。そして、22年度、19年度はですね、そのデジタル化してく整備計画の中でですね、アナログ化の無線から、デジタル波に変わった場合ですね、個別受信機が使えなくなる可能性もあります。それが、いつになるんないうことは、平成20年、21年度。鵜殿村につきましては、20年度からデジタル化を図って行きたいと思っております。そして、旧紀宝町につきましては、平成21年度デジタル化を図る予定となっております。そして、その21年度デジタル化終わって、デジタル波を飛ばした場合、今の個別受信機が使えなくなる可能性が、22年度から発生してきます。そして、22年度から発生して、個別受信機をどうするんないうことは、来年のですね、整備計画、19年度4,200千円の予算でですね、整備計画の中でですね、個別受信機については、どのようにしてくか。来年度検討したいと思っております。そして、20、21とデジタル化になってきますもんで、まだ、そのときは、二つの波を飛ばせるんですけど、デジタル波とアナログ波いうの飛べせるんですけど、22年度からは、デジタル波になってしまいますもんで、個別受信機については、使用が不可能になってくるのではないかなと思っております。今現況ではそのように考えております。

議  長 14番。

榎本健治

 22年度には、もうデジタル化されてるってことですね、完全に。そうですね。ということは、現在設置されている、旧、旧の方ですけども、紀宝町さんの方では、設置されてるやつが使えないということですね。ということは、もう少し早めて、実施して、年次計画なりを作って、対応できるようにしていかなくてはいけないと思うんですけども、その辺のところはどのような形で。

議  長 はい、町長。

町  長 ご指摘のとおりでございまして、早く整備するのは、当然のことでありますけれども、このデジタル化に切り替えるにつきましてはですね、費用が数億円掛かります。そういう状況でございますので、まあこう、その辺は、今予定は、まあ理事から申し上げたとおりでございますけれども、もうこれから、デジタル、アナログ、その辺の、両方をですね、電波法の関係も見ながら、十分検討しながら、できるだけ費用的に、掛からないような方法についてですね、今後検討してまいりたいとこのように思っております。

議  長 14番。

榎本健治

 ぜひその点は、十分研究していただいて、対応できるような形で、していただきたいと思っております。災害に強い町づくりについて、今盛んに、自助、共助、また公助といって、自分たちできるとこは、自分たちでやっていくいのが自助。できない部分を担っていくのが公助ですか。行政が・・担っていくのが公助と言われてます。また、もう一つ共助という部分がありますよね。この共助の部分でできない部分は、住民たちが助け合って、やってくというようなやり方。この三つが現在盛んに言われておりますけども、自分達ができる自助の部分は、自分たちの意識を高めて、どんどん災害に、まあ強い町づくりを自分たちで準備して行っていくと。また、行政は、行政がやっていくということは、明確になっておりますけども、この共助の部分が、あまり明確になっていないような形で、また、ここが一番重要なとこだと僕は、思っております。まあ、行政として、この共助の部分ですよね。災害に強い町づくりについて、共助の部分は、どのようにやっていこうと思っておるのか。その点をちょっとお伺い・・

議  長 はい、担当理事。

防災・政策担当理事 

今ですね、自主防災組織が、鵜殿地区では二地区できあがっております。そして、紀宝地区では七地区ですか。合計九地区が、自主防災組織が立ち上がっております。そして、今議員さん言われました、共助いうのは、まあ自主防災組織とですね、また、そういうできたある組織が、その端のですね、地域を助ける。そこら辺を共助だと考えております。そして、この鵜殿地区でしたら、今自主防災組織ができてます上地地区ですか。と上地地区はですね、矢渕地区に対してですね、まあ協力すると。そして、また大きな地区と地区が協力すると。そういうような考えになっておりまして、自主防災組織については、うちの方もですね、強く地域の皆さんですね、立ち上げをですね、まあ推進してきたいな、まあPRしてくというふうに考えております。

議  長 はい、14番。

榎本健治

 はい。ありがとうございます。共助の部分は一番大切じゃないかなと思っております。また、自主防災組織を、できてるとことできてないとこってのは、ずごい地域の防災意織なんかも違ってくると思いますし、先日、総務教育民生常任委員会視察で、各保育所等を回っていた中で、有事、例えば不審者が侵入した場合なんかでも、地域の自主防災組織、地域の地区の方に、すぐ駆けつけて来ていただいて、有事の際、震災の際なりは、避難するよう、手助けしていただけるようなとこもございましたし、まだそういったこと、まだできていないとこなんかもございました。この共助の部分、自主防災組織も含めて、みんなで地域のことは、助け合って行こうという流れにしていかなければならないと思います。例えば、災害時に一番助けが必要な要支援者等の問題ですよね、高齢者の方々、また妊婦の方々、また乳幼児、そして障がいもたれた方、そしてまた紀宝町に住んでおられる外国人の方なんかもおられます。こういった方々は、災害が発生した場合、避難したときなんかは、手助けが必要なんかもおりますので、その点は、地域のコミュニティ、また共助の部分で補っていっていただきたいなと思っておりますので、今後より一層の自主防災組織の育成なり、をよろしくお願いいたします。そして、最後に町づくりに対して一つですけども、一つ、これは要請なんですけども、町内各地に、町有地のほかに、県の土地、土地っていうか、県の指定した場所なんかもございます。例えば急傾斜地区ですよね。そういったとこなんかでも、もうかなり年月が経って、ひび割れ等、土砂崩れの心配なんかある場所もございます。これは、住民の方から要請を受けて、実際ちょっと見に行ってきた場所ですけども、そういった場所なんかに対してでも、町の方からでも、強く県の方に、これは、要望していただかなければ、町がするっていうわけにいかないので、要望なり、行政の方からも強くしていただきたいなと思っております。これで、震災に強い町づくりに対しての質問を終わります。次に、河口大橋についてですけども、現在進められている、河口大橋建設に向けての取り組みについて、進捗状況をお伺いします。

議  長 町長。

町  長

 河口大橋についてでございますけれども、これにつきましては、町民、新宮市の海岸へ道路をつくる会、また鵜殿の架け橋虹の会等、そういった地域住民の皆様方が中心となって、これまでも活動続けてきていただいたところでございます。そういった中で、本年6月4日に、二階経済産業大臣、西衆議院議員、三ツ矢衆議院議員、世耕参議院議員、鶴保参議院議員、高橋参議院議員、また国土交通省から現在中部地方整備局長でございます金井官房審議官を始め、近畿、中部両地方整備局道路部長、両県の県土整備部長をお迎えをし、新宮市立の蓬莱小学校体育館におきまして、熊野川河口に橋を架ける会主催の決起大会が開催をされております。その後の取り組みについてでございますが、現在、和歌山県において県境の道路状況調査が行われております。本調査は、本県境付近の架橋の必要性について、本地域の道路の現状、計画や、交通量等の調査を実施をしております。平成18年度にその報告書が提出されるというふうにお聞きをいたしているところでございます。熊野川河口に橋を架ける会では、先の決起大会がさらに実りのあるものとするため、両県知事及び両地方整備局、また国土交通省本省、地元選出国会議員等への要望活動を活発に行っていく、たいと考えているところでございます。

議  長 

榎本健治

 この河口大橋の建設に当たっては、当局の大変なご尽力にもより、また、いろんな団体の、方にも、要望活動なりしていただいて、現在建設に向けて、要望なり活動進めて行ってる中ですけども、まあ、紀宝バイパスの完成が早くなった場合、河口大橋の建設も前倒しされて早くなってくるのかどうかという点と、もう一件、先日ですか、各市町村長さんが集まる会議、会議ですか。道路関係の会議の中で、その、ちょっと新聞報道で見たんですけども、河口大橋建設にあたっては、高速道路との兼ね合いなんかも、ちょっと話も出てきまして、・・出てきたと見たんですけども、二階建てにして、一般道と、高速道路を走らせて、見てはどうかみたいな意見もちょっと聞いたんですけども、その点、具体的にわかれば教えていただきたいと思ってます。

町  長 はい。

議  長 町長。

町  長 

まあ河口大橋の建設につきましてはですね、まあ要望に行くなり、いろいろな状況の中でも、やはり、この紀宝バイパスの完成というのが、私はまず大前提だろうというふうにも思っておりますし、私も、まあ自分の政治施策の中でも、紀宝バイパスの完成と、河口大橋の建設、これを二つを努力目標といいますか、実現に向けて、取り組んで参りたいということを、皆さん方にも、お誓いを申し上げてきたところであります。まあそういった意味で、確かに紀宝バイパスは、まず完成をさせる。この目的が大前提でありますし、まあ先程も、諸報告の中でも、申し上げましたとおり、いろいろと今日まで、旧紀宝町の皆様方に、大変ご尽力を賜ってきたわけでありますけれども、最後の仕上げといいますか、中で、地権者につきましても、本年に入りましてから3件、3人の方にご同意をいただいて、用地関係はですね、まあ99%、おおかた100%言ってもいいほど、解決をさしていただくのができました。私も大変ありがたいなというふうにも思っております。一日も早く、紀宝バイパスについては、完成をさしていきたい。このための要望活動も、これから、さらに積極的に、取り組んでいかなきゃならんだろう。このように思っております。そして、1日も早く完成さすと同時に、河口大橋についてもですね、建設の実現に向けて取り組んでいかなきゃならないだろうと。今ご質問ございましたように、熊野新宮間の建設促進協議会の、高規格近畿整、失礼しました。近畿自動車道の紀勢線の熊野新宮間の建設促進期成同盟会の総会が、こないだまなびの郷で開催をされました。まあそのことだろうと、のご指摘だろうと思いますけれども、まあその中で、私共、私もちょうど会長おおせつかってるということで、それらの取り組みについて、皆さんと共に、意思決定をしていただいて、これから力を合わせて取り組んでいこうということを、誓い合ったわけでありますけれども、その中でですね、まあ新聞等にも少し書かれておりましたけども、報道がございました。報道っていうか、ご挨拶の中で、そういうお話もございました。まあ申し上げていいかどうかわかりませんけど、まあ挨拶の中の話ですので、まあその方のお話では、まあこないだの河口大橋の総決起大会の中でですね、金井参事官(官房審議官)が、橋については、二本も架けるのは非常に難しいというお話がございましたんで、まあ私共としては、当然生活道路必要だという主張をいたしております。そういった中で、これの、高規格道路との兼ね合わせの中でですね、おそらく、その高規格道路と合わせて、二階建ての橋も考えてく。一般道路等も考えてく必要あるんじゃないかというような話が出てきたということでございますので、それが実現するかどうかという話やなしにですね、まあご挨拶の中でいただいたということで、まあ新聞報道のとおりだろうというふうに思っております。まあいずれにいたしましても、二階建てにしましても、側道にしましても、この両熊野川を渡る架橋、橋につきましては、まあ正直、現実的には一本しかないということでございますし、まあ二本ありますけども、一本は、大正10年の完成の橋でございまして、老朽化もきてるということでございますので、まあ災害の問題とか、いろんな状況考えるときに、どうしても地域に密着した道路一本は必要である。そういう認識を私持っておりますので、また、皆さん方のお力添えを賜る中で、早期実現に向けて、一生懸命取り組んでまいりたいと、このように思っております。

議  長 14番。

榎本健治

 はい、ありがとうございます。大変、すごい二階建ての構想も出てきたということで、だんだんと現実味が、帯びてきたのかなという形で思っています。まあ、この地域っていうのは、その、まあ幹線道路というのが、北の方は、42号線ですね。42号線がずっとつながってるわけですけども、やはり大雨が降った場合は、もうすぐに遮断されてしまう。通行止めになってしまうという現状。また南側は、今の熊野大橋ですが、渋滞によってなかなか進まないということで、まあ先程、ちょっと前の話にもなるんですけども、災害が起こった場合、震災が起こった場合は、本当に陸の孤島となってしまうような、地域でございます。そこで、まあ関係機関に、まあ今後強く要望していただいて、早期実現にしていただきたいと思っておりますが、その中で、今要望している団体、各、いろんな団体あるんですけども、やはり、これは、災害時は、命の道ということで、避難する道となってくる、橋となってくると思うんですけども、そうなった場合、また医師会等、そういう病院関係者の方なんかとか、いろんな、もっともっと、加盟団体を増やしていって、本当に建設に向けた取り組みをしていただきたいと思っております。以上です。次、最後ですけども、三番、学童保育についてということで、これは毎回質問さしていただいてる事項です。学童保育の実施に向けて、現在の進捗状況をお伺いいたします。

議  長 町長。

町  長

 学童保育の問題でありますけれども、これにつきましては、榎本議員も大変関心を持っていただいて、取り組んでいただいておりますこと、私共からも厚く御礼を申し上げるところでございます。先程、諸報告でも申し上げさしていただきましたけれども、先日、紀宝町に学童保育を実現する会という会がございまして、まあそういった方と、15人の方が参加をしていただきまして、いろいろと学童保育について、懇談をさしていただいたところでございます。私としても、この学童保育につきましては、来年度に向けて、実現をする方向で、検討してまいりたいというふうに思っているところでございます。詳細につきましては、理事のより、担当しとる、プロジェクトを担当しております理事より、ご報告をさしていただきたいというふうに思っております。今後の状況につきましては、当然議会の皆様方とも十分ご提案をし、議論をしていただく中で、実施に向けて取り組んでまいりたいと、このように思っております。理事の方からよろしくお願いします。

議  長 はい、担当理事。

住民サービス担当理事

 それでは、これまでの経過について、ご報告さしていただきたいと思います。まあ現在、子育て支援の需要が、どこまで見込めるか把握できない中、まあ本町としましては、社会福祉協議会が企画します、平成19年度キッズサロンの事業計画案としまして、8月30日、只今町長の方から申し上げましたように、まなびの郷におきまして、紀宝町に学童保育を実現する会の人達と、まあ懇談会を開催したところでございます。まあ事業計画案につきましては、8月に実施した、まあ実施した、まあ社会福祉協議会が、まあ実施したんですけれども、夏休み特別企画キッズサロンの、まあ経験に基づいた、まあ試験的な試みでありますのでですね、順次改善してくという形で、学童保育を実現する会の人々の意見を、参考に方向性が打ち出されております。それで、事業計画案につきましてはですね、県単事業の対象となる10名参加の場合と、国庫補助事業の対象となる20名参加の場合の二案を示しまして、協議を行いました。県単事業につきましては、対象事業が、児童が5人以上20人未満であり、補助基準は1,118千円となっております。新年度設備加算につきましては、1クラブ当たり250千円となっております。県の補助は1/2でございまして、残り1/2分につきましては、町負担というふうになっております。県単事業を受けた場合の事業費総額は、概算ですけれども、3,950千円と算定されております。国庫補助事業は、対象者、対象児童が20人以上ということで、補助基準は1,686千円というふうになっております。支援事業費につきましては、673千円というふうになっております。国庫補助事業につきましては、国、県、町がそれぞれ1/3の負担というふうになっております。国庫補助事業を受けた場合の事業費総額は、まあこれも概算でございますけれども、6,799千円と算定されております。対象者につきましては、幼稚園から小学3年生までというふうになっておりまして、基本的には、放課後、家庭が留守になる、まあ児童を対象としております。まあ開設日、利用料につきましては、参加者の意見、近隣自治体を参考に調整する必要がございますけれども、基本的には、平日は、授業終了後、午後6時まで。土曜日は、午前8時半から午後0時30分まで。そして、夏休み、春休み、冬休みにつきましては、午前8時30分から午後6時までというふうになっております。利用料につきましては、計画案ではですね、月額15,000円で、夏休み等は、日額1,200円が予定されております。なお、8月に社会福祉協議会が実施した夏休み特別企画キッズサロンの参加者は12名というふうになっております。以上簡単でございますけれども、経過についてご説明さしていただきました。

議  長 はい、14番。

榎本健治

 はい。14番。学童保育については、ついに、まあ実現に向けて、あと一歩のところまできているということで、大変嬉しく思っております。この、先日まなびの郷で実施された、子育て支援懇談会ですか。私も参加させていただきました。そして、この仮の案ですけども、ご提示いただいて、大変、お父さん方、お母さん方、大変喜んでいて、まあ、ついにあと一歩のところまできたなということで、実現に向けて、この学童保育実現する会ですか、の方がおっしゃっておられました。その中でですね、三点ほど、少しお伺いしたいんですけども、まず、この利用料ですよね。月額15,000円ですね。まあ近隣の町村を比べてみても、同じぐらいでした。利用料。まあ新宮市の場合ですけども、平日は、幼稚園の方は12,000円。小学校の方は10,000円。まあ紀宝町は15,000円。まあこの辺、まあこれぐらい掛かるんじゃないかというふうに認識しております。また、親御さん、お母さん方も、こういった、これぐらいの値段は掛かるんじゃないかというふうに、おっしゃっておりました。それでですね、夏休みとかの、その休み期間ですよね。1日1,200円ですか掛かるということで、この中で、夏休み38日間を計算してみますと、45,600円掛かるってことなんですよ。45,600円となったら、一人あずける場合ですね。大変な金額なってくるんですよね。これが、兄弟の方々もあったり、三人になってくると、ちょっと、高いんじゃないかなという認識がございます。ちなみに、新宮市の場合、ちょっと調べた場合は、休み期間というのも、利用が1か月単位ということで、幼稚園の場合は15,000円。小学校の場合は13,000円というふうに設定されておりますので、その利用料がちょっと、まあ今後、まあちょっとつめていただいて、何か、上限なんかを決めるとか。二人兄弟通った場合とか、三人兄弟通ってる場合とかも、ちょっと、何とかできないかというふうに思っております。二点目が、日曜日は実施されてないということなんですけども、これも、お母さん方々が、日曜日も実施していただけたら、本当に完璧なものになって、働きやすいなという声が上がっておりました。三点目ですけども、開所時間なんですけども、休み期間の。これ8時半からに設定されておりますけども、ほとんどの方が仕事等で、もう少し早めていただけないかなという要望が、上がってきたように思っております。その点も、少し、今後考えていただけないかなということで、思っております。その辺りをお伺いします。

議  長 はい、担当理事。

住民サービス担当理事

 はい。只今の三点のご指摘あったんですけども、第一点目の利用料につきましてはですね、まあ、この説明会のときでもですね、まあ一応あくまでも、社会福祉協議会が考えた、まあ暫定料金というような形でですね。まず第一歩を踏み出すのが、大事だというようなことでですね。まあご認識していただきたいというふうに、まあお話申し上げたわけなんですけれども、まあ、只今ご指摘あったようにですね。榎本議員がおっしゃられたように、新宮市では、まあだいたい、幼稚園が12,000円というふうに高くなってるんですけども、まあ、この先程ご説明さしてもらったように、補助金についてはですね、やはり、小学校三年までということで、幼稚園が対象外になってるということで、その関係で、二千円高く新宮市が設定されてるというふうに聞いております。まあ、鵜殿の社会福祉協議会につきましてはですね。まあ一応、まあどうしても、やはり、その指導員ですね。指導員のやっぱり、まあ人件費というのが、もうちょっと掛かりますし、そっから逆算して、15,000円というような形で、一応提示されたと思うんですけれども、まあこれにつきましてはですね、熊野市の方は、くまのっ子学童保育というのがあるんですけども、ここも一応15,000円というふうに聞いております。まあそういうことで、まあ今後、調整さしていただかんなんと思いますけれどもですね。案としてはそういうことですんで、ちょっとご理解をいただきたいというふうに思います。二点目のところなんですけれども、まあ日曜日が実施してないということなんですけれども、まあ一応、土曜日やとか、その夏休み等については、実施してるということですけども、まあやはり、いろんなとこ伺ってまいりますとですね。やっぱり、まあ父母との、やっぱりふれあいの時間というのも、やっぱり大切なんじゃかというようなとこで、ご指摘されるとこもございますし、まあそれで、まあ、これにつきましてはですね、やっぱりどことも、やっぱり日曜日が、こう休まれてるというとこが、多ございますんで、まあそういうことでお願いしたいと思います。まだ、ちょっと、若干協議せんなんとこがございますけれども。それと、まあ一応、その、まあ始まる、まあ、夏休み等については、8時半から開催するということなんですけども、まあ開所するということで、まあ確かに、まあお母さん方でですね、まあ8時半から勤務がありますんで、やっぱりできたら8時にしていただきたいというご意見もございました。まあただ、やっぱり、まあ、話し合いのときもお話したんですけども、まずやってないことには、ちょっとあれですから、まず、やっぱり第一歩を踏み出すというのが、大事でですね。まあそれで、やっぱり、まあ今まで、8月に、まあ一応、特別企画のキッズサロンもやった結果ですね、それに基づいて、こう、まあ実施計画を立てておるということで、まあこれについてはですね、まあ第一歩を踏み出すということでですね、今後調整してくというような形で、お願いしたいと思います。それと、一応、一人当たりのですね、まあ夏休みと、すいません。どうも。夏休み等の1,200円いうのは、まあ高すぎるということですけれども、二人目、三人目についてはですね、まあ近隣市町村と協議して、一応、まあ調整・・いただくということですんで、よろしくお願いしたいと思います。

議  長 はい、14番。

榎本健治

 はい。まあ一歩を踏み出したということで、大変なご努力が今後、まあいってくるし、まあこれも大変な、実施に当たっては、ご苦労されたことだと思って、本当に、敬意を表して、表します。このまあ一番と問題になってくる、この休み期間の利用料ですよね。夏休みが38日間で、1日1,200円かけたら45,600円。ここがたぶん大きな焦点なってくると思うんですけども、本当に、先程言われたように、二人目、三人目あずける場合は、ちょっと、考えていただかないと、100,000円以上になってくるということで、今後、また運営委員会ですか、運営委員会等で、立ち上げてく中で、ご協議していただいて、本当に、働いてる方々、親御さんが、安心してあずけられるような形で、実施していただきなと思ってます。また、利用される方っていうのは、子供さんを、おじいちゃん、おばあちゃんなんかにあずける方がいなくて、どうしてもそこ行くわけですので、利用料金の方も少し考えていただいて、まあ、一歩を踏み出したわけですけども、より、いいような、いいような形でスタートできるような形で、実施していただきたいなと思っておりますので、今後とも、学童保育を、一日でも早い実現。また、来年度ですか。学童保育実施されるということで、よりよい学童保育を目指して、今後ともよろしくお願いいたします。以上で一般質問終わらしていただきます。ありがとうございました。




 

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