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平成17年12月一般質問

※この文書は録音テープをテキスト化したものです。
正式な議事録ではありません。


 

榎本健治

最後の定例会ですがよろしくお願いします。年に4回議会ありまして、一般質問一度も休まずにさせていただいてます。先ほどの東議員と同じで、今回で12回目という事でよろしくお願いします。

合併を控えて、明治22年に、町村制の施工によって鵜殿、井田、神内の3村が合併し、宇和野村として発足、その後、明治27年に分離独立して現在の鵜殿村として111年が経ちます。鵜殿村最後の村長として想いをお聞かせください。

また、来年度1月10日に「紀宝町」と合併いたします。急速な少子化高齢化が進んでいく大変な時代です。そこで、常に新しい感覚で今まで村づくりに取り組んでこられた村長に、新しい町についての想いもお聞かせください。

西田村長

 榎本議員の質問にお答えさせていただきます。

 私たちを育んでくれました鵜殿村は明治27年村制が施工され、111年余の長い歴史の中で先人先達の皆様方又村民皆様方が永地を結集され、郷土愛に燃え、日夜絶え間ぬご尽力を賜り、それぞれの時代の変遷に対応し、幾多の困難課題を克服され、また常に将来を見定め、紳士の気性により時代を先取りした政策を展開され、今日の鵜殿村の繁栄と平安を築いてこられました。わが鵜殿村の発展と変貌振りは目を見張るほどのものがございました。忠心より感謝を申し上げ敬意を表する次第であります。しかしわが国においても、明治発足以来続いてきた郵政事業の民営化など国自体の制度改革また社会経済構造が、大きな転換期を迎え、地方自治も地方分権の推進など自己決定と自己責任自分達の町は自分たちで作る。住民と行政が共同する町づくりが求められています。時代の要請とは申せ、町村合併の推進は断腸の思いであり、寂しさを近時得ません。いよいよ閉村を迎えるに当たり、今日までの村に対する村民皆様方の並々ならぬ愛着の深さを目のあたりにし、事の大きさを改めて考えさせられました。まさに万感胸に迫る思いでございます。しかし将来に渡る地域社会のあり方、村民皆様方の日常生活の根幹に大きく関わる地方自治体は、継続可能な自立できる足腰の強い町づくりを進めていかなければなりません。村民皆様が末永く豊な暮らしが実感できる村民皆様の幸せを最優先に考え、新町における政治行政の中心地として、あるいは商工業を主体とした、市街地賑わいゾーンとして、鵜殿村の更なる飛躍発展を期待するものであります。また合併における最高責任者として、10年後20年後あるいは50年後合併していて良かったと町民皆様方に喜んでいただけるような町を建設していかなければならないと考えています。新しい第1歩を踏み出す新生紀宝町は、海山川の恵みに抱かれ、共に輝き創造する町を基本理念にさまざまな地域資源を生かしたコンパクトできらりと輝く、町づくりを創意と工夫により実現していきます。特に高齢者が生き生きとした暮らし作り、雇用の創出確保と若者の労働威力を高揚し、安心して子育てができる子育て支援体制の強化、高速道路、河口大橋などの社会資本の整備、また町中から元気な子ども達の歓声が聞こえるそんな明るく豊で活力と幸せに満ちた新しい町の意思杖を築いていかなければならないと考えています。これまでにもまして、村民皆様方を始め議員諸兄の尚一層のお力添えを賜りますようお願いを申し上げ答弁とさせていただきます。

榎本健治

 合併まで残すところ33日となりました。振り返ってみますと、竹原撲一初代村長から鵜殿村最後の西田健村長、これまでのご尽力に感謝と経緯を表したいと思います。さらに職員の方たちにも感謝申し上げます。西田村長6年間本当にお疲れさまでした。そしてさらに西田健氏の今後の活躍をご期待いたします。先ほどおっしゃっておりました強い意志で今後とも頑張っていただけますようよろしく申し上げまして簡単ではございますが、一般質問終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

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